第32章 奇跡
その後
恵土「ふっ…
食らうがいい!!
ライトニングサイレント(光速の消える魔球)!!」
太刀川「何ぃ!!??球が見えない!?」
ばぁん!!
恵土「よっしゃストライーク!^^♪」
太刀川「くっそぉ!!
ってかあれ?
3回の間、1属性しか使っちゃダメなんだよな?」
恵土「?そうだよ」
太刀川「じゃあ
火を最初につかってるからダメじゃん!!反則だ!!」
恵土「ぶっぶ~。空気摩擦でぇす」
太刀川「うっそぉ!?;」
風間「本当だ。
見ろ、打った球が焦げている。
火を付与しているだけならば、このように火はつかない。
投げた時の回転が、光を使って光速で動くように付与し
空気摩擦によって燃やし、火を使うと錯覚させて三振に打ち取ったんだろう」
太刀川「!…
なるほど。奥深いな!(キラキラ」
恵土「では次だ!!
秘儀!(投げる構え)
光速分身魔球!!
かっこ!どれが本物か私にもわからないいいい!!」
太刀川「なんだとおおおおお!!!??
それって無理ゲーだろおおお!!;」でも一応振る
ぶおぉん!!
ばしぃいん!!!
恵土「…ふっ。
打ち取ったりいいいー!!^^」
恵土が喜ぶ中
太刀川「もう一回!もう一回だ!!」
ギャーギャーと騒ぐ太刀川だったが
恵土「ダメ!勝負は一回きり!!
次は太刀川がピッチャー、風間がバッターね。
私はキャッチャーに回るよ」
太刀川「ちぇ」
それにバッドを置こうとするも
恵土「ただし!
太刀川はバッドを投げろ!!
そして風間はボールでバッドを打て!!」
『え!!??;』
陽介「だぁーっはっはっはっ!!^^」
出水「なんだこれ!!誰かツッコめーっ!!!!^^」
バンバン床を叩きながら笑い転げる二人に対し…
当の三人は赤くなっていた…;
現在見ると
恵土「恥ずかしい恥ずかしい///////」
恵土は真っ赤っ赤になって、両手で顔を覆っていた
風間「何で俺はあの時大真面目に…//;」
風間に至っては頬を赤く染めながら
壁に左腕をつき、その腕に頭をつける
太刀川「確かにちょっと恥ずいな^^//;」
太刀川は頬を赤く染めながらも、ただ苦笑していただけであった…
その修業の目的や、如何に?;