第32章 奇跡
そして現在…
緑川「それ以前に
諏訪さん、貴族ってイメージに合わないんだけど;」
恵土「?そりゃまあ前世は前世だし。
っていうか、前世でも気楽に過ごしてたみたいだよ?」
『あ、やっぱり合ってた)…』
諏訪「おいお前ら!
今失礼なこと考えてなかったか!?;(ぷんぷん」
太刀川「っていうか彼女いたのか!;」
諏訪「今更過ぎだ!;」
恵土「こっちなんて前世は男だったからな。
陽気な奴で、村でワイワイやってたそうだ。
戦(いくさ)になれば駆り出されるけど」
『すっごいイメージピッタリ;』
恵土「風間なんて凄いぞ。
勲章取ってたみたいだし、ナポレオンじゃないけど。
でも、結構昔だからなあ。1287年」
秀次「そういえば歴史は得意だったな;」
恵土「?年号とか詳しいのは全く覚えてないぞ?
日本史とってないし、世界史もとってない」
『え…?;』
緑川「じゃあなんで、名前とかまで解って?」
恵土「ただ単に
主護霊に聴いて、言われたことを正直に言ってるだけだ」
『通りで生々しいわけだ!!;(ガーン!』
風間「正確に言うと、貴族の娘に惚れられ
婿入りと言う形に落ち着いたことで貴族入りしたらしいが…」
太刀川「要するにバリバリの武闘派じゃん!!;
俺なんて前世女だぞ!?;
それでいながら本読んで武家って何だよ!!;1684年!;」
『え;』
恵土「昔から活発的で
運動が大好きな子だったんだからいいじゃん、別に」
太刀川「いいけど微妙だ!!;」
恵土「その分暴れられてよかったよかった(二度頷」
太刀川「確かにそうだな;」
風間「はあ(溜息」
恵土「?どうかしたのか?」
風間「いえ。
あの時、首を切り落として無理やり入れていればと思っただけです」
『い゛!!??・・;』
恵土「あ~。
あの当時、確かに無理やり入れようとされたね。
風間隊結成時に」
菊地原「いましたっけ?」
歌川「きっと、俺たちを誘う前だろう」
恵土「大正解。
あれは確か、今から2年と1月ぐらい前だったかなあ…」
風間隊が結成されるよりも前
田中隊が解散してから、少し後の出来事だった…