第32章 奇跡
1年前
菊地原「諏訪さんが酒を飲みに来た時に言ってたんですけど
前世って見えるんですか?」
恵土「…」
歌川「何であからさまに嫌そうな顔を?」
菊地原「本当は見えないんじゃ?」
風間「いや、見えている」
菊地原&歌川『え』
風間「昔、ポルターガイスト現象を押さえていた。目の前で」
菊地原「え」
恵土「人のが色々見えるのに
何でそれに加えて、こんなにも;;」
頭を抱えながら、考えないようにする中…
菊地原「僕のを見て下さいって」
詰め寄っていく
恵土「いや、だから意識させないでって;
見ようとすれば見えるし
聞こうとすれば聞こえるけど、今見えず聞こえないようにしてるのに!;」
菊地原「だからいいじゃないですか、今日だけ。ほら」
ソファーに押し倒しながら言う中、顔を見合わせていると…
恵土「!!!!!!!????;;
!!!!??;!!!!!;(ぱくぱく」
菊地原「?一体どうs
恵土「皇太子さまあああああ!!!!!!!!!!
(ずさぁああああ!!!!!!」
菊地原「は?」
その直後、理解するや否や腕からすり抜け
ソファーの前でひたすら土下座と同時に平伏していた
三上「え?」
歌川「い?」
風間「…」
何で風間だけ真顔!?;動じてない!;
恵土「がたがた)…;」
菊地原「ちょっと?;(つんつん」
恵土「ビックゥ!!)
皇后さまああああ!!!(ひしぃいいいい」
地面にキスをしそうな勢いで頭下げてる;
菊地原「ちょっと、とりあえず僕の前世って何?;」
恵土「はっ!
皇太子に存じます!(がたがた」
菊地原「え;時代は?」
恵土「1382年に存じます!(がくがく」
菊地原「ちょっと;
固くならないで答えてよ、頼むから;
会話にならない;(溜息&汗」
恵土「はっ!何なりと!!」
びぃぃぃぃん!!
凄い勢いで跳び上がって、凄い気を付けをしてる;
菊地原「…名前、何?;」
恵土「後亀山天皇の息子、小倉宮恒敦様であらせられます!!」
菊地原「へえ;」
恵土「あなたの母君、皇后様が主護霊となっておいでです!」
菊地原「とりあえず固くならないで。あとやかましい;」
恵土「ははああーっ!!(土下座」
菊地原(これからどうなるんだろう…;)
切に疑問に思ったそうな;