第9章 青いキミと【※】
大輝がワタシの脚を降ろしそこから顔を出しニヤッと笑い
「ーー早かったな。」
と起き上がる。
「梓舐められるの好きだもんなー。指はあんまり好きじゃないつってたし。」
そういいながらベッドのサイドテーブルの引き出しに手をのばしガサガサとその中を探ると何かを取り出した。
ワタシはハァハァと息を整えながらそちらをみると大輝は小さな包みを手にしていた。
(……コンドームか。………そんなところに。)
ここは自分の部屋だがそこにそんなものがあったなんてまったく知らなかった。
大輝が知っているということは多分入れたのは大輝本人だろう。疑っていたわけではないが本当にワタシたちには身体の関係があったんだなと再確認した。
カサカサを包みを開ける音が聞こえ少しして
「イれるぞ。」
と大輝は上は着たままでいつのまにか下だけ脱ぎ準備を整えていた。
ワタシの入り口にモノをあてがった。触ってはいないし見てもいないがその先端が入り口に触れると硬くなっているのはわかった。
グッと先端が入るとワタシは自然と太ももに力をいれ脚をあげる。
そのままグッーっと大輝がナカに入ってきた。
『…んァッ!』
イッたばかりのワタシは敏感になっていたが大輝はそのままゆっくりズブズブと突き刺す。
「ッッきっつッ…」
そうは言うものの十分濡れたワタシのアソコはスルスルと大輝を受け入れた。
ズンっと奥に響く。
さっきまでキュンと疼いていたものから解放され次第にそこから気持ちよさが溢れてくる。
『…んぁッ……大輝ッッ…おっき…ッッ』
大輝はきついと言うがワタシの膣内は大輝のモノによってググッと押しのけられ互いにその圧を感じていた。
ワタシの上に覆いかぶさった大輝の背中に腕をまわす。
大輝が奥まで届いたのを確認するとゆっくりと腰を動かし出し入れする。
「…ッッく。やべぇわ。俺今日すぐ出ちまいそッ。」
たった数回出し入れしただけで大輝はすでに果てそうになっていた。
『……んぁ……いい…ょッ…出してッッ。』
それを聞くとパンッパンッと音をたて大輝の腰の動きは早まる。
「…ッ…ッッく!」
自分の最奥でコンドーム越しに大輝自身の暖かさを感じ膣内でビクビクとそれは動いていた。
そのままワタシの上に倒れこみまた枕にボスンと顔をうずめる大輝。