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【黒バス】夢の中で【R-18】

第2章 真っ白な世界




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2015年夏

私は今年で25歳を迎える社会人。

社会人とはいうものの今現在定職につかずフラフラとした毎日を送っていた。

生活源は20代前半にしていた水商売で貯めた貯蓄である。

自分でいうのもなんだがある程度の財力は蓄えたつもりだ。

よほど贅沢な暮らしさえ望まなければ向こう50年は平気で暮らしていけるほど。


その水商売もある男の為に辞めたのだが働きもせず家事だけこなしていた生活は私の体をなまらせてしまった。

男とは上手くいかず結果別れてしまったのだが怠けてしまった生活のおかげで水商売の仕事にも復帰をしなかった。

その結果が今の状態である。


毎日自分の趣味嗜好に費やし寝たい時は寝て食べる時は食べたまに友人と旅行に行ったりもしていた。

その中で一番私が時間を費やしていたというものが二次元の世界である。


欲しいと思った漫画やグッズすべて買い揃えアニメなどもかかさずチェックする。

家の至る所にフィギュアやポスターなどを飾り自己満足の空間の中で自分の趣味を味わうということが私にとって1番の贅沢であった。
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