第16章 赤いキミに【※】
「…ん…梓力抜いて?」
『んああ…む…ッり…ふぁッッ…ん…』
征十郎のモノを締め付け彼自身をより一層強く感じる。
締まったナカをグイグイと押し広げ出し入れを繰り返す。
『お…ッく…奥つい…て…?』
指では届かなかった最奥が疼いて仕方が無い。そこは征十郎を求めていた。
『…やっ』
征十郎が一度モノを抜いた。ぽっかりと空いた穴がすごく淋しい。
「梓?後ろ向いて?」
征十郎に言われ一度起き上がり後ろを向くと腰を掴まれ背中を軽く押される。
そのまま前のめりに倒れると肘をソファーにつき尻を征十郎に突き出す体勢になる。
その尻を征十郎の指がなぞる。
そわそわともどかしさと気持ちよさを感じていると急に痛みが走る。
『…やぁ!…噛まないで…ッッ!』
征十郎が私の尻に歯をたてた。
先ほどよりは弱い痛みだったが歯が刺さるチクリとした痛みがあった。
「…可愛いかったからつい…。」
そう言うとまた入口にモノをあてがい
そこから一気に征十郎が奥までモノを突き刺した。
『ふぁぁぁッッ…!…ッッ…んぁ…ああ…』
パンパンと音をたてリズムよく征十郎のモノが私の奥を突く。
「…どう…ッ?…奥まで…届いてるッ…?」
征十郎が息を軽く乱し腰を掴み出し入れを繰り返す。
『…ん、うんッ…おく…気持ち…い…ッッ…』
その言葉を聞き征十郎の動きが速くなった。
私もそのリズムに合わせ腰を振る。
とさらに奥へ強く響きもっともっとと言わんばかりにその行為は激しくなった。
『…んああああ…ァ…ッッ…ん…ァ…』
腕を立て背筋を伸ばし征十郎をいっぱいに感じる。
『ふぁぁ…ん…ああああっ…ッく…イッ…ちゃ…ああああッッッ!!!!』
身体をピンと張り動きを止めた。
ビクビクと身体が波を打つと一気に力が抜け肩からソファーへと崩れ落ちた。