第2章 任務通達
『~~~♪』
お気に入りの音楽を聴きながら外を眺める
隔離はされているけど、ここの家はすごいねん!
庭があって、庭にあるテーブルでアフタヌーンティーみたいな時間があるし、家は一人暮らしやのにすっごく大きい
家のこともお手伝いさんみたいな人がやってくれてる
あたしが家を留守中に。
----ブロロロロ・・
黒の光沢が光る一台の高級車が入ってきた
夕方頃、初校長の業務が終わるぐらいにお迎えがくる
外から見られないようにできる黒のシートが張られた車に乗り込み初校長が待つ場所へ
----コンコン
ここは初校長の校長室だと思うんやけど、この部屋にくるまで誰にも会わんし、あたしが知っている通路も通らない
まるで自分がいまどこにいるのかわからなくさせられてるみたいに・・
最初はそんなことも思っていたけど、もう慣れた。だってもう4年程通っているのだもの
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