第6章 お仕置き
----ブーーーーン
『ッッあ、、はっッッ』
「もう叫ばないのか?」
あれから何時間経ったんだろう、、、、
日が落ちまた登り、、、、
きっと丸一日は経った気がする
うっすら開いてる目の先には鏡越しの自分の姿
首はだらーんと垂れており、唇からは拭き取られることのない唾液がついている
自分の真下には水滴が幾つかある
太ももにもたくさんついてある
『アァア””ぁあ』
「そんな苦しそうな声出さないでくれ、まるで拷問のようではないか」
また私の身体から玩具を離す
さっきからずっとこんな感じの繰り返しな気がする
私の意識もはっきりしていない
どこか途切れ途切れな気がする
「事件があった日どこにいたんだ?」
、、事件が、、あった日、、えっと、、棗の病室、、?
『しょ、初等部を出たところで襲われました』
----ブーーーーン
『やぁああああッッ』
「嘘をつくとは、、いい度胸だな」
な・・・っ
なんで、、、?ばれてる、、、、
「本当のことを言うんだ」
どこかで見てたん・・・ッ?
『・・びょ、びょういんに、、いました』
「病院のどこだ?」
『棗の、、病室に、、』
「何故?」
『お、お見舞いに、、』
----ブーーーーン
『あぁあああッッ』
「知ってる
お前の制御指輪が落ちていたからな」
そういいながら私の指に再びその指輪をはめる
「私に隠し事はダメだろう?」
『は、、はい、、ッッ
申し訳、、ありま、、せん』
「だから今回の事件に巻き込まれた
お前はこの学園から外との交流を持ってはいけないと契約したはずだ」
『はい・・』
たとえ拉致だとしても、外に出たことにこんなに怒っているのか・・
あんな状況じゃ何もできないのに・・
『申し訳ございません
以後、気をつけます』
「良い子だ。忘れるなよ」
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