第5章 誘拐事件
あ・・っ棗!!
「今 爆破すれば吹っ飛ぶのは俺らだけ
”無駄な努力”にならずに済む」
扉付近で火を出す構えをし、建物内にいるレオ達と睨みあっている
『まさか・・・本気で・・・っ』
走って走って、棗の近くまでいく
----ボッ
『やめて!!』
棗の手から火が出た瞬間、とっさに棗に飛びついていた
『レオ!ごめん!!』
飛びつくと同時に彼らがいる倉庫の天井を破壊した
----ドンッ
「いくで!棗!!」
先ほど、レオのアリスにやられたのか力が入ってない棗
腕を自分の首に回し、再生のアリスを棗に使いながら移動する
「おいこら!!っざけんじゃねぇぞ
”俺に服従し----パンッ
『痛””ッッ』
レオの声が聞こえた
彼のアリスを聞くと彼の思い通りに動いてしまう。考える前に気づいたら自身の鼓膜を破壊していた
棗がなんか言ってるように口を動かしているけど聞こえない
耳が聞こえないって、、怖い、、
すぐに棗の手を引っ張っていない方の手で耳に手を当て、再生していく
『あー、治りが遅い、、』
まだ棗がこちらを向いてなんか言ってる
『ごめん棗、わたし今耳聞こえんから何言っとんかわからん』
物影に隠れれる場所が目に入り、そこに棗を座らせる
制御ピアスを片方外し、棗のアリスが戻るように再生のアリスを使う
え、、、、
戻らん、、、、
『あんた、、もしかして、、、、』
アリスの形・・”能力に際限に代わりにその人間の命を縮めるアリス”なん、、??
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