• テキストサイズ

再生ト破壊 【学園アリス】

第5章 誘拐事件


私たち女子三人組は走った
きっとあそこで私が残っても状況は不利になると思った


棗の意思が強いからこそ、言い合いになりそうで・・
とりあえず蜜柑とパーマを逃がさな


「こら待て」


追っての手が伸びる



「動くな
少しでも動けば、この先にあるダイナマイトに火をつける
そうすればここは一瞬にして火の海になるんじゃないか?」


棗・・・ッ


「・・は?何を言ってる
お前にこの結界の中、そんな距離の倉庫に火をつける力なんか「あるさ なんなら試すか?」


「な・・棗君・・っ」


「さっさといけっ」


棗・・っ


蜜柑もパーマ・・怖いやろうな・・私が近くで守らな!!


「潜入時名前!あとは任せたぞ」


走った。今まで走ったことのないくらい早く


自分たちのいた倉庫を抜け、何個か倉庫を越した


『2人とも・・・ここから2人でいける!?
学園にこのこと知らせて!!』


「な・・っどこに行くつもりなの!?」


『あいつ任務の時から無茶ばっかするねん
今、たぶん体力なくなってるからあたし、助けてくる』


「ウチもいく!!」


蜜柑・・・・ッ


蜜柑が来てしまったらわたし、アリス使いづらくなるな・・


『蜜柑、、、、』


「佐倉さん!わたしだってその気持ちよ?
でも、このまま三人で戻っても棗君がしてくれた事に泥を塗る形になるわ。
潜入時名前は危力系よ?今回は信じるしかない!」


パーマ、、、、


「・・・・わかった」


『パーマ、蜜柑!棗は絶対に無事に帰ってくるから後はよろしく!!』


そう言い残して棗のところに引き返した


















/ 199ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp