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再生ト破壊 【学園アリス】

第5章 誘拐事件


『・・・・』


レオが歩いて行った先を目で追う
すると、レオは私の前から立ち上がり棗が居る方へと歩みよって行った


「成程 通信機だったんだコレ
そんなヘロヘロの体で 紫堂の結界揺らすなんてやっぱタダ者じゃないねお前」


『棗!!そこにおんの!?』


死角になって見えない場所へ向かって叫ぶ


「潜入時名前!?やっぱおった!パーマやっぱ潜入時名前もおったわ!!」


「聞こえたわよ」


え、ええええええええええ!!!!!


蜜柑とパーマ!?なんでおんの!?


『棗もそこにおんの!?』


「ここにおるねん!!」


蜜柑から押収した通信機を使って、通信機の相手の人へと喋りかけるレオ




「お久ぶりですナル先輩」


「先輩の可愛い生徒 勝手にお借りしちゃってスミマセン
ま、預かったっていってもお返しする日なんて来ませんけどね」


「玲生・・お前 何でZに・・」


無線機から鳴海先生の声がする


「驚きました?でも僕の方こそ驚きましたよ
あなた程の人が何であえて学園の犬なんかに収まっているんですかー?

どちらかというとあなたはこちら側の人だと思っていたのになー」


『レオ・・あんた人の気も知らずに何言ってんねん!!』


「ふふふっ可愛い子いるでしょー
小さな身体もいいですね、あれ以来ずっと求めていたものが手に入りました
特にこの子、たくさん可愛がってあげるんで安心してくださいね先輩」


「玲----ガチャ



















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