第5章 誘拐事件
コイツ子供のくせに勘が鋭い、、、、
『確かにわたしは、、みんなとは別の任務にあたってる
でもそれは、言われへんねん。あんたも同じ立場やからなんでかわかるやろ、、?』
そう、あたしが学園に来る10歳の時に離れ離れになった弟を学園のスカウトから除外する事と引き換えに、私が初校長の配下になることを了承した
だから、あたしが思惑を話せば、もしかしたら弟に被害が被るかもしれない。それだけは避けなければ、、
第一、コイツにわたしのほんまの任務を話す義理なんてなんもない
「ふんっ、勝手にしろ。でも、俺の邪魔をする事があれば容赦はしない」
『邪魔って、、
あんなー、これだけは言うけど。あたしはあんたや蜜柑、学園の人らを守る為に、、はぁーもうええわ
あんたらみたいな子供にはわからんねん』
「テメェ、前々からガキ扱いしやがって、お前のんがガキだろ紐パン」
あ、しまった、、
つい、、わたしは大人やっちゅーの!
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