第4章 能力別クラス
『やめてください
教師が生徒にする事ではありません』
「・・・・・・お前は転校生か?」
『そうです』
「ふっ・・・そうか、話は聞いてある
あんまり生意気な口は利かないことだな」
話・・?初校長からの話かな?
どこまで知ってるんやろ
ほんま嫌な感じの奴!!
「ぐっ・・」
痛そうに攻撃された箇所を抑える棗
『棗・・見せて・・』
---パアァ
手をかざし再生の能力で、ペルソナの攻撃を受ける前の状態に再生させる
「素晴らしい能力だ・・さあ教室にいこうか
棗 大人しくしないとまた罰則面になるぞ」
棗..さっき教室に行かずに逃げようとしてた・・
私を連れて・・・・
----ガチャ
外は明るいはずなのに、教室の中は薄暗く異様な空気が漂っている
ドアを開け両側に生徒が並び、中央に道ができている
まるであたしの就任式のような感じが
その道をあたしとペルソナが進む
棗はいつの間にかドア側に一番近い生徒の隣に立っている
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