第4章 能力別クラス
「潜入時名前ちゃん、危力系のクラスはあまり内情を表に出さない秘密主義のような謎なクラスなんだ
アリスが危険とみなされればこのクラスに配属される」
『棗のアリスはなんなん・・?』
「彼は炎のアリスだよ」
「僕よりも棗くんの方が危力系のクラスの事はよく知ってるから、何か分からない事があれば棗君に教えてもらってね」
『わかりました』
「再生のアリスで何故危険と判断されたのかわからない
上からの命令だから簡単になんとかできる事じゃないけどこっちでも調べてみるよ」
『ありがとうございます』
どうせ調べても無駄なんだよー
なにかと理由つけるやろうから・・
「棗君・・潜入時名前ちゃんをよろしくね」
じゃあね、とヒラヒラ手を振りながらこの場から去る鳴海
「・・・・ッチ」
『・・・・ッ』
き、気まずい・・・・
あからさまに態度が悪い棗さんと沈黙の時間が生まれる
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