第3章 初等部へ潜入
ふと目を開けると初校長の部屋に来ていた
目の前にはもちろん初校長の姿
窓から照らされる月明かりがあるせいか、初校長の不気味な笑みがあたしの目の前を支配する
『お呼びですか?』
「よく来てくれた。私の前では大人の姿でいなさい」
『はい』
若返りのアリスストーンを首からとる
その瞬間に体の関節部分がミシミシと伸びていく気持ち悪い感覚に支配される
『う・・・っ』
「まだ慣れないようだな」
『すいません』
「謝ることはない。じき慣れるだろう
今日の報告をしろ」
『はい。あの女の娘"佐倉蜜柑"に会ってきました。
本日接触をもつ機会が多かったので、友人になれたかと思います。今後も側で見張る予定です。』
「ふっ・・・友人か・・・・」
『・・・・・』
「お前に友人はいらない。
わたしだけで十分であろう」
『はい』
「そんな言葉使えないように教え込んでやる」
----ドサッ
近くにソファーに押し倒される
「お前は私だけのモノだろう?」
『もちろんです』
ちゅっ
首筋にキスを落としたかと思えば、そのまま吸い付きチクッとした感覚が襲う
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