第15章 忘れられた誕生日
あれからみんな一旦解散
今から蜜柑の誕生日を祝う為に装飾したりプレゼントをとりに行ったり・・私は自室にいます
棗に年賀状でも書いてあげよう
手書きの年賀状を簡単に作成してみんなでの集合場所へ移動する際に、棗の部屋のドアの隙間から年賀状を侵入させました
"新年明けましておめでとうございます
今年も一年が始まりましたー!
良い子にしてるかな?体に優しくしてるかな?
今年の棗の目標が決まりました!
素直になることデス!
守るんだよ(´▽`)笑
棗にとって今年が幸せな年になりますように
あと・・いつもありがとう 姉ちゃんより^^"
・・・・怒りそうな箇所いっぱいあるけど、、まあええやろ!!
年賀状一枚もないの可哀想やもんな
年賀状を棗の部屋に入れ、蜜柑のパーティーをすることになっていた部屋へと行く
--ガチャ
「あ、潜入時名前ちゃん!蜜柑ちゃん見なかった?」
『蜜柑?見てへんけど・・どしたん?』
「みんなで解散してから蜜柑ちゃんを見た人が居なくて・・」
心配そうな表情をしている委員長達・・
『そこら辺おるやろ!あたし探してくるわ!』
「僕も行くよ」
「しょうがないわね」
「あたしも探しに行く~~」
私がその部屋を後にすると、続いて委員長やパーマ、野乃子ちゃん達も着いてきた
結局みんなで探すことに
校舎内を探しても居なかったので、中庭の方へと移動して探してみる
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