第3章 初等部へ潜入
「潜入時名前ちゃん!ウチ、佐倉蜜柑いいます!
4日程前に転校してきてん!よろしくーっ」
『佐倉蜜柑ちゃんな!よろしく!』
この子が・・あ、あかん。
心読める子おるんやった。あんま考えんとこー
「で、こっちがウチの大親友でラブラブの「やめて。その紹介。今井蛍です、よろしく」
『蛍ちゃんな!よろしく!』
「こっちはクラス代表の委員長」
「学級委員をやってる飛田裕です。よろしく」
割と落ち着いている子も居るし、一部を除けば仲良くしてくれそうな子達かな
「潜入時名前ちゃんのアリスってどんなアリスなの?」
気づけば周りにはたくさん人が集まっていた
やっぱ転校生は珍しいんやなー
『あたしのアリスは・・「いくぞルカ」
「う、うん」
舌打ちと共に席を立ち上がり、あたしを睨むように教室をでていく偉そうな奴と金髪うさぎくん
「あんたらなー!!」
「ご、ごめんね潜入時名前ちゃん
びっくりしちゃったよね」
この雰囲気を消すように言葉を発する委員長と、腕を組みプンスカと怒っている蜜柑
「ほんまあいつら、うちの時といい、潜入時名前ちゃんの時といいなんやんねん!!」
『あー!あたしは全然大丈夫!問題ないっっす!』
「っす?なにそれー」
あははははーとみんな喋り、笑い、あたしにとったら本当に久しぶりのことでなんだか・・嬉しかった
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