第14章 大掃除
暗くなった初等部
校舎の廊下を歩いてると、廊下の向うから、女生徒の霊が・・
血でびしょぬれで手に刃物を持ち長い髪をたらし生徒を道づれにしようと必死の形相で追いかけてくるという・・・
『パーマの話が一番怖いわ・・っ』
「今のところパーマが一位・・」
「その廊下ってどこのことなん・・」
次はーっと、誰が話すかを決めているとガラッとドアが開いた
「「げ・・っ」」
「こらー何やっとるか
休憩時間はとっくに終わったぞ
掃除の持ち場にさっさと戻らんか」
ジンジンだっと誰も声に出さないけど、そそくさと大人しく歩き出す一同
ジンジンに口応えはできないもんね・・
そしてまだ掃除が終わってない箇所へと振り分けられました
「なんでよりによって寒い寒い廊下なーん」
「仕方ないだろう」
『まあ外よりマシかもーやけどー・・さむ』
「どこかのバカが言い出しっぺだからだろ」
蜜柑、ルカぴょん、私、棗はジンジンから見ると、どうやらさぼりの現況だったみたいです
寒ーい寒ーい廊下の掃除を任されてしまいました
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