第13章 X’mas
こちらを静かに見つめてくるナル
喋りもせず、笑いもせず見つめてくる
こんな風に近くで静かに見られることないから調子狂う・・
だんだんと近づいてきた
唇と唇がすごく近い
「逃げないの?」
『・・・・』
無言はYSE、と言わんばかりに唇がくっついた
ナルとキス・・
角度を変えながら深く深く・・舌が入ってくる
『ん・・っ』
ゆっくり丁寧に優しく・・
不覚にも少しドキドキしてしまっている自分が居る
キスなんてただの挨拶程度のようなもの
初校長と交わす時はそんな風に思うようにしていた
だからこそキスするのに自らの選択しがあるなんて・・なんか不自然
「いいの?このまま辞める気ないんだけど」
『・・・・』
なんなん・・いきなり・・そんな大人の色気ださんといてよ
私・・ナル相手になに緊張してんねん
「承諾済といことで・・」
ぎゅっと抱きしめられ若返りのアリスストーンをとられ、大人の姿になる
アリスストーンがテーブルに置かれると、上からナルに組み敷かれる
両手を柔らかく捕まれベットに横たわる
上にナルが乗っかっている状況
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