第13章 X’mas
『・・・・』
上に乗っているナルにじっと見つめられる
瞳と目が合えば、再び近づいてくる唇。キスされるっと思いぎゅっと目を閉じた
「ふ・・っ可愛い」
そんな私を愛おしそうな表情で見つめるナル
耳元で呟けばペロリと耳を舐められる
『ひゃ・・ッ』
ゾクゾクっと耳からの刺激に身体が反応してしまう
そんなとこ舐める!?という意味を込めてナルの方を見た
「そーんな涙目で見られたら・・襲っていいってことだよね?」
にこにこ~っと笑顔でこちらを見てくる
『そんなん言ってへんやん!』
「誘ってきたくせに」
『待って待って!ほんまに誘ってへんから!』
「はいはいっ」
ナルの肘が頭の斜め上にある
そこから頭を撫でられるから、包み込まれてるみたい・・
再び唇と唇が重り舌が中へと入ってくれば、ゆっくりゆっくりと絡められる
次第に胸まで手が伸びてくる
『んん・・ッ』
みるみるうちに上着や下着が脱がされていく
待って・・ナルってこんな大人な感じやってけ??こんなスマートに脱がしてくるん!?
あたしの知ってるナルじゃない・・
「そんなえっちな声出してどうすんの?」
『な・・っ』
胸を触ったり愛撫したり・・行為はどんどん進んでいく
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