第3章 初等部へ潜入
『あ、、すいません
潜入時名前です、よろしくお願いします』
ナルが先生なんて・・違和感しかないけれどとりあえずお辞儀と自己紹介をすれば、にっこりとほほ笑んでくる
「はい、お願いされます。親しみを込めて潜入時名前ちゃんって呼ぶね、ちゃんとした場ではさんづけにするけれど」
『は、はい!』
----ガラガラ
ナルの手によって教室のドアが開けられ中へと踏み込んだ
「初等部B組へようこそ~」
『な、、、、』
扉が開くと、空中浮遊している人、絵が教室を浮遊している姿、ほぼみんな立ち歩いたり喋ったりしています
そしてあたしを睨んでいる人も居ます
荒れてるなー・・
今どきの初等部ってこんな荒れてんの!?
あたしの時は「こんな荒れてなかったぞー!」
「『・・・・』」
『「声出してへんのに!この人あたしの心読んでるん!?」』
『な、、』
「この人誰~?あたしの時ってどういうこと~?」
あたしの心の共に声を発した少年の言葉と共に、クラスの視線がこちらへと集まる
----パンパン
ナルが部屋の中へと入ってくれば教壇に立ち、クラス中の注目を集めるように手を叩く
「みなさーん、新入生がやってきました」
ナルの視線があたしへと向けられる
自己紹介を・・ということかな・・?
『潜入時名前です。よろしくお願いします。』
「転校生!?」
どこからともなくあたしの事を話している声がする
ガタガタと音が鳴りながら、各自席についていく一同
あー転校生ってこんな感じなんかー
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