第12章 暴走
「ペルソナ、そこの縄にこいつを縛るんだ」
「はい」
『え・・ッやめて!!』
ペルソナがこちらへと歩み寄ってき、天井から伸びている縄の方へと連れていかれる
今は言うことを大人しくきけ、と小声でわたしに言ってくる
そんなん、、自分は何もされへんからって・・
『初校長何を・・』
「・・・・」
両手が天井から吊り下げられている縄へと固定される
こちらへと近づいてくる初校長の手には、黒い棒のようなものがもたれている
--パシンッ
『痛ッッ』
初校長が腕を振り上げたと思ったら、身体に痛みが走った
まるで・・
「どうだ?家畜になった気持ちは・・?くくくっ」
すごく楽しそうに喉を鳴らしながら笑っている
こんな初校長、見るの初めて・・
--パシンッ
『いッいたい!!』
振り降ろされる鞭に一回一回痛みを感じる
「お前の痛みよりも私の痛みの方が辛いはずだろう?」
--パシンパシンッッ
『痛"ッ・・あぁッ』
痛い痛い痛い・・・・
こんな鞭で叩かれるのは初めてだ
痛すぎて言葉がでない
みるみる制服が破けていく
しかし止まることのない鞭
--パシンパシン
この部屋から聞こえるのは痛々しい鞭の音と私の苦しがる声、そして不気味に笑う初校長の声・・
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