第10章 Zへ侵略
「蜜柑ちゃーん?入るよー?」
な、なななななななる・・
『・・・・ッ』
寝たふり寝たふり・・
足音がなくなった。もうでて行ってくれたのかな・・
--バサッ
「なーんーでー蜜柑ちゃんの部屋に潜入時名前ちゃんが居るの!蜜柑ちゃんは!?」
『あ・・っいや・・そのー・・』
じーっと見てくるナル
「いつ退院したの?何処で治療してもらってたの?教師の面会すら許されないなんて・・」
『せ、先生・・退院は昨日です。場所は・・よくわかりません』
ナル先輩もお見舞い来てくれよったんや・・
「体調は?」
『いい感じです!!』
「みんなは?」
『いい感じです!!』
「潜入時名前ちゃんふざけないで」
『すいません・・』
「で・・?」
『・・っ』
ナル先輩・・蜜柑達は柚香先輩を追ったんだよ・・
「君もそんな表情するんだね」
『え・・?』
「知ってるけど言えない。そんな時に使う表情
この前君に似ているって言ってた人と同じ表情だよ」
『・・っ』
「いつまで待てばいいんだい?」
もう確信されてる・・私の本当の姿
→