第10章 Zへ侵略
蜜柑達が無重力状態になっている空間の影を翼先輩が強引に引っ張り、中から出てきた2人を殿と翼先輩がナイスキャッチ
『あ・・・・』
高等部の生徒達がいる集団の中で、蜜柑とルカぴょんは10
歳の姿へと戻っていました
「おい・・こいつら初等部のガキじゃないのか・・?
何でコイツらがこんな所に・・」
--ばっ
逃走!!!!
みんなで全速力で走る
「ご、ごめんなさ・・せんぱ・・」
「いーから今はとにかく逃げろ」
--ばっ
急に廊下の真ん中に高等部の生徒が立ちはだかった
「お前か殿内、こいつらを手引きしたのは」
「げっ名前忘れたけど、幹部候補生!
お前ら向こうに逃げろ」
殿に言われた通りの方向へ逃げようとする私達
「させるか」
「わ」
『あっ足が・・っ』
地面と足がくっついてその場から逃げることができない
「げっお前ら」
「わーんせんぱーいっっ」
--じゅわっ
『棗!!』
棗の炎のアリスによってみるみるとくっついている氷が溶けていく
「ふたたび逃げろっ」
殿、翼先輩も合流しみんなで再び逃げる
「やっぱすげーなお前っ」
ばしっと棗の背中を叩く翼先輩、パシッと振り払う棗
この2人・・なんか似合うな・・
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