第10章 Zへ侵略
「さっきの話・・俺手伝う」
ルカぴょんがこの雰囲気を断ち切ってくれた
さっきの話・・?何のことやろか
「何言ってるのルカ君!?
そんな事してルカ君にまで罰則があったら・・」
『何の話?』
「蜜柑ちゃんが"Z"を探しに行くって
この学園内には外と繋がる穴があるらしいんだ。でもその穴は本当にあるかどうかもわからない非現実的なことらしい」
穴・・・・
みんな知ってるんか・・
まだ信用はしてないみたいやけど
『それを見つけに行くってことな!
私も行く!!』
「俺ものった」
「ふっ2人とも!?」
「あるかどーかも分かんねー穴の事でガタガタと・・
ダベってる暇あんなら穴の存在、確かめる算段つけてる方がよっぽどマシだろ」
「そう簡単にそーゆー事を」
はあぁーっとため息をつきながら目を瞑る殿
「うるせー日和見じじい」
「・・もし穴が見つかれば最短で奴らを捕まえることができる
学園がバカな動きをする前に、カタをつけるチャンスがあるなら願ってもない」
『それに・・そんな噂が出てくるってこと事態、不思議だし』
「棗・・潜入時名前・・」
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