第9章 Zの侵入
「これがお前の本当の姿か?」
絶対絶命・・
アリスストーンを首から取られ大人の身体になってしまいました
『・・・・ッ』
「お前は俺らの敵か?」
・・さっきペルソナと喋ってる時の視線って棗の視線やったんや
『棗・・前も言ったと思うけど、私はあなた達のことを守る為に今、ここに居るんやってば』
「じゃあ何故俺らを騙すような真似を・・」
『はぁー・・』
どうしよ・・棗はカンが鋭いし頭も切れる
この子に本当の事を・・
『棗、あんたも薄々カンずいてるかもしれんけど、この学園はおかしいねん』
「・・・・」
『この事実に気づいてるのは極数人だけ
私は簡単にいうと二重スパイみたいな立場におんねん』
「二重?」
『・・・・』
はぁー・・最悪や・・
私がここで危険人物っていう判断をされると、後々支障がでてくると思う
棗は信用できる。と、思う
『学園と校長、どちらからも偵察をしろって言われてるようなこと
学園は強制ではなくて一部の人らと決めたこと』
「それは・・蜜柑と関係があるのか?」
『やっぱあんたってカンが鋭いわー』
『蜜柑は・・めっちゃ重要人物やねん
やから、学園が警戒してるやろ?
私は・・蜜柑のお母さんと仲が良かったから・・蜜柑のお母さんと約束してるねん。この学園を変えるって』
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