第2章 任務通達
「今日はお前に大事な話がある」
『大事な話、、ですか?』
「長期任務を言い渡す」
『え、、に、任務ですか!?』
思わず治療をしていた手が止まる
初校長の顔を確認しようとするがうつぶせになったまま
だってこの4年間長期任務なんて言われたことがなかったから・・
「あの女の娘がきた」
『あの女の娘、、、、?』
え、、あの女って、、、、
初校長がこんなに毛嫌いする女なんて一人しか居ない
「安積柚香だ」
『!?』
柚香先輩の娘、、ってことは、、
初校長はもう治療は良いというように、左手を軽く挙げ起きあがりベットに座る
「盗みのアリスを持っている可能性がある」
『盗みのアリス、、それがあれば初校長のこの忌々しい呪いを取り出せるということですね』
----ぐい
ベットに座っている初校長は目の前に立っているあたしを引き寄せる
『・・・ッ』
「・・お前の任務は、 潜入時名前として初等部に潜入しあの娘を監視することだ。盗むアリスが発覚し次第、手中に収める。どんな事をしてもな」
ニヤリと怪しい笑みを浮かべ、あたしの方を真っ直ぐに見てくる
----ゾク
その怪しい笑みに恐怖感を感じる
『わかりました』
柚香先輩と行平先生の娘さん、、
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