第3章 いろいろとよくわかりません
な、なんでだ??私の親はたしかもうちょっと年いってたし
こんなに美形じゃ…
もー頭こんがらがってきた!本当に私が記憶喪失なの?
そしてふと、自分の手が目に入った。
んん!?私の手、なんか小さくなってない!?
これじゃ小学生じゃん…私17だったはず…
母親「あなたはね、急に道路へ飛び出した小さな男の子を かばって車で
ひかれてしまったの。庇うことはとても偉いことよ?
でもね、あなたが死んでしまったら沢山の人が悲しむの。もうこんな危険な
ことはしないで!」
…こんなに心配してるってことは、本当に母親っぽい…
それに、小さな男の子って…
私が助けたのは女の子で中学生ぐらいだったはず
父親「でも、顔に傷がないだけよかったよ。麗は女の子なんだからね
こんな無茶をもうするんじゃないよ。」
父親もこんなに心配してくれてる…
…じゃあ、仮にこの人たちが私の両親だったら
今までの両親はなんだったの?
そう思っていると、父親が鏡を差し出した。
父親「ほら、顔に傷はないだろう?だけど頭に少し傷ができてしまった。
髪で隠れると思うから、問題ないと思うよ?」
すると、鏡の中に写っていたのは
小学4~5年生ぐらいの私だった。
はぁぁぁ!?
本当にどうゆうことなの!?