第3章 いろいろとよくわかりません
そう聞くと、男の子はビクッと肩を揺らして
『そ、それはちちょっと僕に力が足りなかったんだよね』
と頭をかきながら言った。
要するに、ミスって事か...___
まあ、それは良いとして
麗「私ってこの世界でどんなことになってるの?」
『えっと、名前は前世と変わらず望月麗。歳は小学生4年生の
10歳で、及川 徹と岩泉 一の1個下の幼なじみだよ。友達は多いみたいで、
これからもたぶん沢山の人と友達になるはず。ちなみに及川 徹と岩泉 一
はバレーを初めて1年くらいたったくらいかな。』
麗「なるほどね…なんとなくはわかった。けど、なんで記憶喪失って
事になってたの?」
『まだ説明してなかったから、こうした方がいろいろと自然でしょ?』
そういうことね。
大体は理解出来たし、それにハイキューの人達と会えるなんて
よくよく考えてみたら最高じゃん!!
ありがとう!男の子!!
『じゃあ、説明も終わったし そろそろ目覚めてもらわなくちゃ。一応記憶が
戻った事にしておくけど、また何か伝える事があったら こうして夢の中に
呼ぶから』
そう言って男の子は笑顔のまま消えてしまった。
すると同時に、私もまた意識が遠のいていった。