第3章 いろいろとよくわかりません
さて、一人になったけれど 考えてもわかるわけないよなぁ
とりあえず、なにか自分の状況を知る手がかりとかないかな?
そう思い 私は自分の持ち物が入っているであろうバックを
探ってみた。
やっぱり…あるわけないよな…
と、諦めてベッドに体を預けたら、急に眠気が襲ってきて
私はそのまま眠ってしまった。
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目の前に広がるのは真っ白の空間。
え?事故にあって、ワケもわからない病室の次はどこなんだよ
本当に意味わかんないし…
すると、後ろから
『やあ、はじめまして。』
と言う少年の透き通った声が聞こえた。
思わず後ろを振り向くと、
そこには 全体的に白い格好をした美形の男の子が立っていた。
『やっぱり、急にトリップしたらワケわからないよね。
そんな君のために説明するよ。』
そう言って男の子はニッコリと笑った。
最近、美形の人しか遭遇してないな…世の中不公平だ。
じゃなくて、
麗「貴方は誰?」