第3章 いろいろとよくわかりません
及川「え…それ、本当なんですか?」
岩泉「そんなドラマみたいな事…嘘じゃないんですか?」
と、二人は信じていないようだ。
両親は、黙って首を振った。
まあ、無理もないよな。私だって今理解してないし。
とりあえず、いろいろ聞かなきゃ。
麗「私は今、何歳なんですか?」
母「そんな、敬語はやめて…なんか他人みたいじゃない。
あなたは今 10歳よ。」
10歳…小学四年生くらいかな?
麗「うん、わかった。及川さんと岩泉さんは?」
岩泉「お、俺達にも敬語はやめろよ。幼なじみだろ?」
及川「そうだよ!えと、俺と岩ちゃんは11歳だよ!
麗ちゃんの一つ上!」
そうなのか…
まあ、とりあえず
麗「す、少し一人にさせてくれないかな?」
考える時間がほしい…
そういうと、両親と阿吽の二人と、医師の先生は
静かに病室の外へ出て行った。