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[ハイキュー!!]素直になれない。〈2〉

第7章 I want to be you


あれから数日後のお昼休み。

二口は購買部で購入した大量のプリンを抱え
青根と一緒にまどかと涼のクラスへと向かった。



「待ってたよ~!早く早く!」

クラスに現れた二口達をまどかは手招きする。



「悪りぃ買い物してたら遅くなった。」

二口が大量のプリンを机に置くと
こんなにプリン食べるの?
とまどかは不思議そうな顔をした。



「これ涼ちんに!おかげでまどかともっと深い仲になれたから。涼ちんサンキューな!」

そう言って二口は机に置いたプリンを全て
涼の目の前に置いた。



「……深い仲?」

涼は少し考えまどかに耳打ちした。



『ねぇ、まどかもしかして二口くんの事
名前で呼んだ?』

そう耳打ちされまどかは少し照れた様子でコクンと頷いた。


いつの間にかそんな仲になってたんだ……。
まどか頑張ったね。


「二口くんプリンありがとう。そんな食べられないしみんなで食べようよ。」

涼はプリンを1個づつ配ると青根はプリンを涼に返した。



「…………俺はいい。食べきれなければ持って帰れば良いだろ?」




「……あっ、うんわかった。押し付けちゃったみたいでごめんね。」

涼は青根にプリンを返され少し残念そうにした。
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