第6章 にろちゃんは遊び人!?〈後編〉
昼食を終えのんびりと過ごす。
「屋上でお昼もいいね。ポカポカしてて
眠くなっちゃうけど……」
まどかは目を瞑りながら心地よさそうにしているといきなり二口が抱きしめてきた。
「フフッ、今日は甘えたさんだね。
でもここ学校だよ?」
「誰も見てねぇからいーじゃん。
まどか……好きだよ。」
二口は顔を近付かせまどかにキスをした。
まどかもそのまま受け入れ
だんだんと深いキスへと変わっていった。
二口はキスをしながら右手は無意識に
まどかの胸を制服越しにやわやわと揉んでいた。
「ん……あっ…」
まどかは抵抗する事なくキスをしながら時折甘い声を漏らしていた。
お互いの唇が離されると
まどかの顔は赤く火照っていた。
「まどか、胸触っても抵抗しなかったじゃん。俺嬉しいんだけど。」
「…………抵抗するの忘れてた……。」
まだ火照ってた顔のまま話すまどかに
二口は頬にキスをした。
「まどか……ずっと俺の事好きでいてくれる?」
「うん、勿論。ずっと好きでいるよ!」
「……なら良いんだ。じゃ、授業始まるから戻ろう。」
二人は授業が始まる為それぞれの教室へと
戻って行った。
はぁ……ヤバイ。
二口にもっと触れて欲しいって無意識に思ってたのかもしれない……。
はっ、私ってば何エロイ事考えてんの!?
教室に戻ったまどかは授業の内容も頭に入らず悶々としていた。