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[ハイキュー!!]素直になれない。〈2〉

第7章 I want to be you


まどかが隣に座り込んだのを確認したら青根は一度深呼吸をして
ゆっくりと話し出した。


「……昨日…涼が俺の家に泊まりに来てたんだ……」


「えっ!?涼ちゃんが青根ちゃん家に!?」



「…ああ……まどかは……涼の好きな奴の話聞いたことあるか?」


「!!何で青根ちゃんが涼ちゃんは好きな人居るって知ってるの!?」


「………昨日……涼から……俺の事が好きだと告白された……」


「!!」

まどかは青根の話に驚くばかりで
目を丸くさせていた。


涼ちゃんが好きな人って青根ちゃんだったの!?
最近二人よく話してるなとは思ってたけど……
涼ちゃんそんな事私に教えてくれなかった……。



「………涼ちゃんに返事したの?」



「……いや…まだ返事はしてない……」



「……青根ちゃん悩んでるの?」


「……いや……返事は決めた……
その前に……まどかに黙っていた事を伝えにきた……」



「……私に黙っていた事?」



「…前……話に出たよな…俺が中学の時にキスしたって……」



「うん、そういえばそんな話してたね。黙っていたってこの事?」


「……ああ……キスした相手……まどかにはどうしても言うことが出来なかった………」



「青根ちゃん、だったら無理して言わなくていいよ?」


「……いや……言わないと……俺が先に進めない……」

そう言ってまた青根はまどかを見つめる。


まどかは何故今更そんな話をするのかと首を傾げていた。


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