• テキストサイズ

【刀剣乱舞】刀剣英雄

第16章 審神者の帰還


「皆ー、聞いてー。弟が帰ってくるってー」

その一言で、皆の動きが一気に固まる。
そして、急にみっちゃんが掃除の終わってない部屋を掃除し始めるし、沖田組が、メイクを猛特訓し始める。
短刀たちは、目を輝かせて「いつですか?」って聞いてくる。
「帰る」としか聞いてないから、詳しい日程はわからないと言ったら、短刀たちが盛大に蹴ってくる。
おいおい、最近私の扱い酷くないかな?

やっぱり、なんだかんだ言いつつ、皆審神者のことを好きなんだろうなぁ。
僕? もちろん、二年ぶりに会えるから楽しみにしてるよー。

しかも、当分日本で仕事をするから、うちの家で寝泊まりするんだって。
で、現在。
誰が弟と一緒に寝るかっていう日程を作ってる。
短刀メインで作ってたはずが、長谷部まで割り込もうとしてて。
流石に、長谷部。
それ、『BL表現有り』のタグつけないといけないから、止めてもらったけど。
短刀、脇差だけってことになり、お供の狐さんも張り切ってた。
でもさ、鳴狐はお菓子を食べることに夢中。

そうそう、僕が買ってきたギモーヴね、美味しいらしく凄い勢いで無くなるのさ。
他のお菓子もどんどん食べるのに、弟が好きな「ショコラ」だけは皆手を付けないの。
面白いなぁ。
/ 423ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp