第2章 Battle2 新しいストーリーを始めよう
「ほんっとに、僕が居ないと駄目なんだから。買い出し行くから、僕が準備してる間に、着替え済ませててね」
実は、みっちゃんは内番用のスタイリッシュなジャージを着てた。
内番がてらにこちら側へ来たんだろう。
でも、あんな短時間でこんなに綺麗になるなんて……。
ずっとみっちゃんが居れば、楽な生活が出来るなぁ。
なんて思いながら、ぷらぷら着替えを始める。
僕は、外じゃスイーツ気取ってるから、意外とソレっぽい服を持ってるんだ。
タンスを漁ってると、何処にどの系統の服があるのかがはっきりわかった。
みっちゃんがやったのかー、凄いな。
一度買ったきり、一回も着てない服が出てきたから、それにした。
レースのタイツや、ピンクパニエのミニスカとかで、華やかにキメてみる。
我ながら、完璧な変装だ。
その後、ナチュラルメイクを頑張ってる間に、家が賑やかになってきた。