第8章 Battle8 白い子と熱を分け合う
「ほー、そんなに腰を振って、気持ちいいのか?」
僕は、ただただ頭の中がふわふわしてた。
頭の中が真っ白でぼーっとしてて、ほとんど意識はない。
「あー、ちょっと危ないかもね……?」
気がつけば、僕は水の中に浸かってた。
「んっ……」
ぴちゃぴちゃと音を立てながら、優しくアソコの中の指が動く。
「お、起きたのか?」
水の中で泳いでいた鶴丸が、元気そうに笑う。
「僕、どうしたの?」
そうそう、記憶が無いんだ。
途中まで、気持よくなってたのは覚えてる。
でも、その後の記憶が無い。
「あー、すまんな。ヤりすぎたらしく、途中で意識が飛んだんだ」
うわぁ、始めての経験だ。
しかも3Pなんて……。
どっちに集中していいかわかんなかったけど、気がつけばあんな状態。
もしかすると、自分はMなの……?
そう思うだけで、頭が痛くなる。
「恵ちゃん、どうしたの……? 意識飛んじゃったから、きつい?」
心配そうに、みっちゃんが僕の顔を覗き込んでくる。