第8章 空での戦い方
澤「明日ゆっくり休めよ!」
「あたしよりだいちのほうがでしょ」
澤「男子高校生の体力舐めるんじゃないよ!」
「はいはいすごいすごい。お疲れ様。」
澤「お前なぁ、、、」
「ありがと。気をつけてね」
澤「!! さんきゅ!じゃあ、またな!」
「またね」
鍵を開けて真っ暗な部屋に入る。
もう慣れてきたけど、やっぱり寂しい。
バレー部の皆といたあとはより一層寂しくなる。
だいちがあたしの荷物持ってくれてたから、さっきまで無かった重みが少し嫌になってため息が溢れる。
こんなことしてる場合じゃない。
着替えをして、お風呂洗って、洗濯もして、ご飯食べて、、、やる事がいっぱい。
お風呂洗いと洗濯が終わって、軽くご飯食べなきゃって思い始めた頃、滅多に鳴らないケータイにライン♪が来た。
「誰、、、」
開くとそこには
《及川徹☆》
い つ の 間 に !?
え、待って待って待って。
落ち着こう。同姓同名でイタズラってことも、、、
《及川徹☆:やっほー☆ちょっと前ぶりだね!おぼえてるかなぁー?いきなりなんだけど、明日デートしよーよ!》
あ、まんまあいつじゃん。
つか、せっかくの休みに誰が行くか。
《べに:やだ。》
その後続々とライン♪が来たけどスルースキル全力発動でシカトした。
及「岩ちゃーん!べにちゃんがスルーする!!」
岩「相当嫌われてんのな、お前。」
及「そんな!?」ゲーン