第6章 東京遠征〜2〜 トラウマ
縁「えっと、、、」
澤「知ってることがあるなら、教えてくれ」
縁「、、、俺から話してもいいですけど、やはり個人情報なので、、、朱莉と話してからでもいいですか?」
澤「分かった。」
縁下が体育館を出て行った後、木兎たちが俺のところに来た。
木「俺らも聞いていいよな。その話。」
黒「病気とかそうゆうんだったらみんな知っといほうがいいだろ?」
澤「、、、わかった。」
しばらくして縁下が戻ってきた。
縁「じゃあ、一応各校の主将さんには話します。他の人たちには主将から話していただけますか?」
黒「それで構わねぇよ。」
縁「あ、青城からは岩泉さんもお願いします。梟谷からは赤葦くんも。」
岩「言われなかったら行けるように頼んでたところだ。」
赤「俺もです。」
この時、及川と木兎以外は思った。
(((こいつら苦労してんだな、、、)))
と。
縁「黒尾さん。空き教室とかありますか?ここだとみんな気になってしまうと思うので、、、」
黒「なら先生に言って体育館のミーティング室開けてもらうか」
縁「すみません。」
黒「いーって。ちょっと待っててな」
_数分後_
黒「よし、いーぞ!」
縁「ありがとうございます。」
澤「じゃあ早速聞かせてもらえるか?」
縁「、、、はい。えと、、、みなさんは“トラウマ”って知ってますか?」
澤「一般的な知識程度なら」
木「トラ、、、ウマ?」
赤「後で説明するんで木兎さんは一回黙っててください。」
岩「んで、そのトラウマがなんだってんだ?」
少し長くなるんですけど、、、と前置きした縁下が思い出すように話し始めた。