• テキストサイズ

澤村くんとトラウマ少女【HQ!!】

第2章 始まり











「いーけど、スガだけでいいの?」


チラッと俺の方に視線を向ける紅林。


菅「大地もいいの?」


「一人も二人も変わんないよ。物分かりが良ければね。」


菅「ならヘーキだべ!俺も大地も物分かりいいからな!」


「自分で言うことかよそれ、、、」


そう言って呆れたように笑った。


菅「ほら!大地も来いよ!」


澤「あ、あぁ。」


菅「朱莉。こいつは澤村大地。大地。こいつ紅林朱莉。」


「よろしく。」


澤「こちらこそ、よろしく、、、」


「んで、問3だっけ?ここは昨日やった公式使ってー、、、」



紅林の説明の仕方はとてもわかり易くて、思わず感心してしまった。


菅「おー、さんきゅ!やっぱ朱莉の説明は分かりやすいな!」


「褒めても何も出ねーけど?」


菅「ツンデレかよ!素直にありがとって言えよなー?」


「ツンデレじゃねーし、くたばれ」


菅「こえーこえー、んじゃありがとな朱莉!」


「ん。」


俺がお礼を言う前にまた寝てしまいそうだってので、慌てて声をかけた。


澤「あ、のさ、紅林。」


「ん?」


澤「教えてくれて、ありがとな。」


「、、、どーいたしまして」


小さくつぶやいた彼女の言葉はしっかりと俺の耳に届いた。





/ 436ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp