第22章 俺の
8月末の土曜日
再び俺達は東京遠征にやって来ていた。
澤「いいか!黒尾と木兎には注意するんだぞ!」
「うい。」
何度目か分からないこの忠告。
きっと意味を成さないと分かっていても朱莉がこんな無防備だと言いたくなる。
だって東京は狼の巣窟なのだから。
「だいち考え過ぎだってー。クロもコタも気の迷いだよ」
なんてこいつは隣で笑うけど、絶対気の迷いなんかじゃない。もし手出したりしたら…
お礼しないとな。
菅「大地お前顔怖い!」
澤「旭より悪人面じゃないぞ俺は。」
東「悪人面はやめてくれよ!」
清(朱莉かわいい…)
(あー…ねむっ。)
これまた色々なことが起こりそうな合宿。