第21章 取扱説明書?
予期せぬ田中の行動に固まる部員達。
田「あれ?俺なんか変なことしました?」
キョロキョロと周りを見渡して首を傾げた。
澤「いや、、、その、だな。」
田「、、、あぁ!俺、姉貴居るんでそうゆうのに慣れてんすよ!」
そう言うことか、と会話の内容から大体を察する者とそうでないもの。
とりあえず日向と影山と西谷は後者だ。
しかしみんな朱莉が具合が悪いと分かるや否や大騒ぎし始めた。
日「あわわわわ!べっベに先輩が病気だぁぁぁぁ!」
東「きゅ、救急車っ!?」
谷「せせせんぱい死なないで下さいー!!」
「勝手に殺すな。」
動じていないのは俺とスガと縁下と月島と清水だけだった。あの影山でさえソワソワしている。
澤「月島はともかくスガも動じないとはな。」
菅「ん?だって俺何となく分かってたし」
澤「じゃあなんで教えてくれなかったんだ!」
菅「教室で言ったら大地ショートするべ?」
澤「、、、。」
思い当たる節があって言い返せない、、、。
菅「ま、新しい事知れたんだし良いんでねーの?」
澤「そうだな。それにしてもあいつ、、、」
心配され過ぎじゃないか?
とまあ取り敢えず、こういうことがあった。