第21章 取扱説明書?
朱莉と付き合い始めて初めて知ることが沢山あった。
そうだな、この間の話をしよう。
朱莉《今日朝練休む》
朝起きると、この一文だけが俺のケータイに送られていた。
連絡が来ることも珍しいけど、朱莉が休むことのほうがもっと珍しい。
何かあったんだろうか?
気になりはしたものの、朝練へと向かった。
澤「縁下。」
事情を知ってそうな縁下に聞いてみた。
縁「いや、ちょっと俺にもわかんないです。すみません、、、。」
「いいんだ!ちょっと気になっただけだから!」
少しだけ不安になりつつも
「そんじゃあ始めんぞー!」
朝練を始めた。