• テキストサイズ

澤村くんとトラウマ少女【HQ!!】

第15章 vs梟谷



ー朱莉ー






けーしんさんの話が終わり、今度は武ちゃん先生が一歩前に踏み出た。



武「__今、君たちは、サーブもコンビネーションも他のチームに敵わない。後から始めたのだから当然ですね。


でも、止めてはいけません。『自分の力はこのくらい』と思ってはいけません。


__色は、混ぜると濁って汚くなって行きますよね。でも、混ざり合った最後は

どの色にも負けない、黒です。

“烏”らしく、黒のチームになってください。」



とってもポエミーで、とってもカッコイイセリフだったのに、、、



「せんせー、飛雄と翔陽がハテナマーク浮かべてマス。」


武「た、、、例えが難しかったかな、、、?」


「後で三割増で解り安く伝えときます。」


武「よろしくね、、、」


澤「__それじゃあ合宿最後の、、、罰・フライング一ッ周ゥー!!」



だいちの合図を受け最後のペナルティをこなしに向かった。




他のチームが試合を終えるまでのしばしの間、武ちゃん先生とけーしんさんに飲み物を渡しに行っていた。



烏「、、、戻ったらすぐ春高一次予選かぁ、、、早ぇなー」


「確かアレだよね?春高はIHと違って予選が二回に分かれてて、一次で8校まで絞った後、シード8校を、加えた16チームで10月に代表決定戦。


全国に行けるのはそのうちの1校だけ。」


烏「、、、意外とそうゆうの調べてんだな。見た目バカっぽいのに。」


けーしんさんのコレは悪意が感じられないからまだ平気。普通に返せる。


「これでもマネなんでね。てか学年一の秀才様に何て事を」



でもちょっとムカついたからドヤ顔で返しておいた。


/ 436ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp