第15章 vs梟谷
「おおーっ烏野逆転!この1週間で烏野が梟谷をリードしたの初じゃねえか?」
得点板をやっている部員の声がはっきり聞こえるほどうちのチームは静まり返っていた。
何故かと言うと、
「、、、、、、。」
木兎さんが喋らない。
葉(あ、、、もしかして、、、?)
猿(あ~、、、)
小(早くね?)
尾(えっもう?)
鷲(早いな、、、)
「赤葦、、、」
赤(あー、、、来た)
「今日はもう俺に上げんなっ、、、!!」
(((でたー木兎の『しょぼくれモード』!!!)))
皆さん心の声丸聞こえですからね?
「、、、、、、分かりました。」
「、、、えっ」
「じゃあ上げない間に落ち着いて下さいね」
「、、、、、、。」
木兎さんキョトン顔してるけど上げるなって言ったの自分なんだよね。
木兎さんのしょぼくれはそのまま、試合を再開した。