第11章 理由と決意
黒「じゃーべに頼むな?気になる奴いたら声掛けてやってくれ。」
「そっち中心かよ。仕方ねぇ、やるか」
黒「きゃーべにちゃん男前ー。」
「クロ、、、さいっこうにイイマッサージしてやっからここ座れや。」
黒「遠慮しとく♡」
「遠慮って言葉知ってたんだー、へー。」
灰「あっ!赤髪先輩だ!」
突然灰羽があたしの後ろから現れ大声で叫んだ。
「いきなり来て第一声それか。失礼かよ。」
黒「仕方ねえよ。そいつオブラートに包むって事知らねーもん。」
灰「??」
「礼儀知らないやつ嫌いなんだけど。」
黒「まぁまぁそう言ってくれるなよ。」
灰羽は放っておいて他の部員を見ることにした。
すると気になる奴が一人、、、いや二人。
「山本。こっち見過ぎだ練習しろ。」
山「ファァッ!?スンマセン!!」
ワタワタと練習に戻った山本。
黒「へぇ、他校の部員の名前覚えてんだ。」
「うちのバカ共が良く絡んでるからね。」
黒「納得。」
「あ。ねークロ。」
黒「ん?」
「あの子、名前なんての?」
気になった子のもう一人の子を指差す。
黒「あぁ、研磨か。」