第11章 理由と決意
ー朱莉ー
慣れない長期遠征に強い日差しと上がる気温。
そのどれもが選手たちを苦しめていた。
そして
日「くっそォオ、、、!!」
翔陽がとてもイライラしていた。
日(__皆上手くなってる。月島もさっき一瞬だけ何か違った。俺だけ、まだ何も無い、、、!)
速攻のチャンスが訪れて、翔陽がフェイントで音駒コートに落とした。
日「オイ!!今 手ェ抜いたな!!?」
翔陽がいきなり飛雄に噛み付いた。
影「、、、、、?、、、手を、、、抜く?、、、、俺が?
バレーで?? もう一回言ってみろよ」
飛雄も飛雄で手を抜いたと言われブチ切れる寸前だった。
武「スミマセン、TOお願いします」
日「今の、落ちてくるトスじゃなかった!!」
影「!?」
山「え、そうだった?」
月「、、、わかんないよ、動物的勘とかじゃないの?」
武「そうでした、、、?」
烏「いや〜、『言われてみればそうかも』くらいだと思うぞ。」
「なんとなくしか見えんかったー。」