第11章 理由と決意
山口が僕の胸ぐらを掴んで怒鳴った。
初めての事だった。
月「__、、、まさか、こんな日が来るとは、、、」
山「!?」
びっくりした山口はぱっと手を離した。
理屈とかなんとかは置いといて、とりあえず、
僕がグダグダと考えることより
山口の一言のほうがずっとカッコ良かった。
月「お前いつの間にそんなカッコイイ奴になったの」
山「エ"ッ」
月「お前カッコイイよ」
山「? ??」
山口はまるっきり理解して無いようだった。
月「でも納得はできない。」
山口に背を向けて、来た道を戻った。
山「!? ツッキー!?」
月「ちょっと聞いてくる。」
山「??」
向かった先は
第三体育館。
「おやー?」
木「おやおや?」
黒「おやおやおや?」
赤「べにさんの言った通りだった。」
べにさんが何言ったのかは知らないけど、
月「、、、聞きたいことがあるんですが、いいですか」
木黒「「いーよー」」