第9章 雑食
黒「それと、見えないかもしんないけどコイツ全国で5本の指に入るくらいのスパイカーだから、練習になると思うよ」
クロがそう言うと木兎は誇らしげな顔をした。
赤「、、、3本の指にはギリギリ入れないですかね、、、」
「どんまーい」
木「落とすくらいならアゲないで下さい!!!」
それに、と続けたクロは悪い顔をして言った
黒「君、MBならも少しブロック練習したほうが良いんじゃない?」
すると蛍からムカチンと音が聞こえた気がした。
グッジョブ、クロ。
蛍はまだまだ伸びるんだ。
けど、どこか自分で限界を決めてると言うか、
本気になることに対して理由付けが欲しいって感じだった。
クロたちと練習することで何か変化があればいいんだけど、、、。
本気になるのに理由なんていらない。
それが分かればいいんだけどな、、、。