第9章 雑食
びっくりした?
でも翔陽が一番良く分かるでしょう?
トビオのトスが前とは全然違う事が。
再び訪れた速攻のチャンス。
今度はボールが伸びすぎてしまった。
日向が咄嗟に左手で処理し、相手コートに落ちた。
以前なら合わない時点で慌てていた筈なのに。
二人共、前とは違うと言う事を感じ取っていた。
猫「ほほーっ」
烏(前と違うのは、日向・影山だけじゃねーぞ)
まわってきた旭のサーブ順。
鈍い音を響かせ放たれたボールはコートの外に落ちた。
東「チッ」
谷(東峰さんの舌打ちは迫力あるなあ)
「旭こわいぞー。」
東「すみません!!」
烏「べに、茶化すな!!それでいいぞ!ガンガン行け!」